2019.02.01 十八成浜 復興道路事業 用地補償総合技術業務
契約年度 | 平成27年度(第1回契約) 平成29年度(第2回契約) |
履行期間 | 平成28年1月20日 ~ 平成31年1月31日 |
発 注 者 | 宮城県 東部土木事務所 |
【概要】
当該業務は、2011年(平成23年)3月11日に発災した東日本大震災に対する復旧事業であり、宮城県石巻市十八成浜地内において実施する主要地方道石巻鮎川線 十八成浜道路改良工事( L=2,080m W=6.0(8.5)m)に伴い必要となる事業用地等について、関係機関との連絡・調整を行ったうえで、関係権利者の特定し、補償額算定書の照合及び交渉方針の策定し、権利者への補償説明を行い、必要な土地の取得等に対する協力を求め、補償契約書の説明承諾を得て、移転の履行状況等の確認を一貫して行う、総合補償部門である公共用地交渉をのべ184権利者(相続人含む)に対して実施しました。
また、道路改良工事の計画変更に伴う物件の調査及び算定業務も実施しましたが、被相続人の死亡に伴う多数相続の一部の法定相続人の方から事業に対する協力を得ることが困難であったため、隘路の解消を目的としてやむを得ず、土地収用法の事業認定に基づく価格固定の土地評価業務、裁決申請図書及び明渡裁決申立図書の作成も行い、包括的な道路改良工事に寄与する業務でした。
補償業務の部門としては、総合補償部門、土地評価部門、物件部門、補償関連部門でしたが、収用によって起業地の範囲も変更になり、用地測量業務もあわせて実施しました。
未曽有の大災害から一日も早い地域の復旧・復興が望まれ、当該業務がその一助となれましたら幸いに存じます。